プログラム責任者 メッセージ

園田 佳巨
九州大学大学院工学府
学府長

本学の工学府6専攻、理学府化学専攻、システム情報科学府電気電子工学専攻では、2012年から2018年の7年間に渡り、「分子システムデバイス国際研究リーダー養成および国際教育研究拠点形成」プログラムを実施してきました。その後、2019年からは、新たにシステム情報科学府2専攻およびシステム生命科学府システム生命科学専攻を加え、「分子システムデバイス ダ・ヴィンチコース」として、本教育プログラムを発展・拡充させて実施しております。

本教育プログラムは、2007~2011年度の5年間、私どもが実施致しましたグローバルCOEプログラム「未来分子システム科学」で構築された学府横断型の教育システムを基盤とするものです。これに加えて、世界をリードする企業や自治体ならびに関連研究機関からの強力なサポートをいただき、2020年度からは、メディカルデータをもとにアイデアを創出する世界初のデジタルトランスフォーメーションを取り入れたオープンサイエンス学演習を開始いたします。さらに九州大学カリフォルニアオフィス、スタンフォード大学、カリフォルニア大学(バークレー校、ロサンゼルス校)、延世大学、ケンブリッジ大学、マックスプランク研究所、imecなど海外の研究教育機関との連携をいっそう深めることで、国際的かつ産学連携に直結した教育システムを構築いたします。

本教育プログラムは新しい5年一貫の挑戦的な博士養成プログラムです。複数の基盤的な学術知識に基づく確かな研究遂行能力、世界レベルの英語能力はもちろんのこと、文化・民族間の相違を理解した上でのコミュニケーション能力、さらに、俯瞰的な視点でプロジェクトを推進するマネージメント能力を有する人材を育てます。我々が目指すのは、バイタリティにあふれた強靭な理工系リーダーの育成です。本プログラムの修了生が民間企業を含めた研究開発の現場で人々の尊敬を集める真のトップリーダーとして活躍してくれることを、期待しております。